第1回

第1回

平成9年11月27日(木) 世界貿易センタービル
第1回 「空を愛する女性たちを励ます賞」

「コクピットへの夢」賞(個人)
日本航空株式会社
大竹友子さん

ジェット旅客機パイロットへの想いを実現。日本の航空界初の大型ジェット旅客機B747の操縦士という夢を果たし、パイロットを目指す女性たちに希望を与えた。今までの努力への敬意とこれからの更なる飛躍と活躍を期待して。
プレゼンター: 下村満子氏


「大空への挑戦」賞(個人)
社団法人日本婦人航空協会理事
森中玲子さん

学生時代にグライダーを始めてから、「空の魅力」を追い続け、飛行機、ヘリコプター、グライダーの事業用操縦士技能証明を取得しているばかりでなく、アメリカ合衆国・FAAの飛行機・ヘリコプターの教育証明も所持。平成9年グライダー高度記録10,276m樹立を含め10個の日本記録を保持し、平成8年末にはアフリカで世界記録を達成するなど、世界を駆けめぐり常に新たな記録に挑戦し続けている真摯なその姿勢に対して。
プレゼンター: 服部純一氏


「空の旅への気配り」賞(団体)
株式会社日本エアシステム
「フローラルルーム」「天使のおでかけサービス」開発プロジェクト

国内線での女性客の利用が増え続けている昨今、実に女らしい視点から女性専用トイレ「フローラルルーム」を設置したことと、女性として母親の身になり赤ちゃんを連れた空の旅へのサービスを機内ばかりでなく予約時からサポートする「天使のお出かけサービス」の開発にあたった。働く女性や母親が増えている今日、こうした女性たちのアイデアを積極的に取り上げ活かしている。
プレゼンター: サトウサンペイ氏


「空の旅への優しさ」賞(団体)
全日本空輸株式会社
「視聴覚障害を持つ方たちへのサービス」開発プロジェクト

現在、生活にとけ込んだ感のある手話であるが、まだ馴染みの薄かった1978年から客室乗務員が手話サークルを作り、聴覚障害を持つ方たちへの機内サービスの一環として手話の「非常用設備案内」を航空他社に先駆け1981年に導入した。また、視覚障害を持つ方たちへのサービスとして、触らなければわからなかった点字を、よりわかりやすく音声により情報提供ができる「Scan Talk」を機内で使用できるようオリンパス光学工業社と共同で研究開発を行った。障害を持つ方たちが安心して空の旅ができるよう工夫を続けている。
プレゼンター: 秋山ちえ子氏


以上4名(団体)

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