第11回

第11回

平成19年11月13日(火) ANAインターコンチネンタルホテル東京

今年は、『安全と命』をコンセプトに救急救命医療の最前線として注目されているドクター・ヘリに乗務して活躍されている医師2名、そして添乗中に起きた事故に冷静且つ果敢な判断によりツアー団員の生命の危機を未然に防いで守った添乗員3名が授賞されました。


岡山県倉敷市 川崎医科大学附属病院救急部勤務
奥村澄枝(おくむらすみえ) 医師
和歌山県和歌山市 和歌山県立医科大学附属病院 CCMC勤務
篠崎真紀(しのざきまき) 医師

両名は、一刻を争う救命救急医療の現場に携わるものとして、ドクター・ヘリに乗務し、医師として熱意と誠実さをもってその責務を果たし続けていることを評価し、NPO法人救急ヘリ病院ネットワークより推薦されました。


株式会社TEI
大内美紀(おおうちみき)

1997年4月17日、ツアー団員18名に添乗してドイツ・ロマンチック街道を観光バスでアウトバーンを走行中に運転手が心臓発作による心停止を起こし死亡、バスが走行路を外れ始めたのに気付き、いち早く状況を把握、運転手の背後からハンドルとブレーキを操作してバスを安全に停止させ団員全員の安全を確保した。その臨機応変にして機敏なる行動は、表彰に値するとして社団法人日本添乗サービス協会から推薦され授賞しました。


株式会社ツーリスト・エキスパーツ
田中由里子(たなかゆりこ)
株式会社JTBビジネスサポート九州
尾方美子(おがたよしこ)

グループを引率してガルーダ・インドネシア航空に搭乗中、1996年6月13日に発生した福岡空港での事故に遭遇。その際に冷静にして沈着な誘導を行い、ツアーグループの団員全員を無事に脱出させることに成功、避難後も混乱する現場において、その厳しい状況下において団員の安否を速やかに旅行会社に連絡を行なうなど、正に添乗員の模範となる行動をとったことは表彰に値するとして社団法人日本添乗サービス協会から推薦され授賞しました。


以上5名

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