2014年6月

新型実地試験

新型実地試験 先月 今年度初めて、改定された内容での自家用実地試験が行われた。 昼過ぎから雷雨の予報であったが、以前なら未了で持ち越しになるところ、改訂によってフライトが大幅に短縮されたことで、後でオーラルを行い無事全部を終了できた。

 数十年前から実地試験といえば、朝の準備から、最後の試験官からの講評まで10時間近くかかることもある長く、辛く、最後は体力勝負の国家試験であった。

 今回は前席に教員が座り、試験官は後席から指示を出したが、いつもの訓練のようなポジションと内容で、本当にプレッシャーなく、実力を発揮できたと思う。 これなら、試験で燃え尽きることなく、その後に楽しみを見出しながら、飛び続けれるのではないだろうか。

 しかし、近年あっちでもこっちでもプロのパイロットが足りないと言われるが、どうしたら早くできるのだろう? 映画「マトリックス」では、脳に操縦マニュアルをインストールするとすぐに操縦できていたが。。。

      試験で前席に座るとまったく気が抜けずストレスの溜まった教員ポッポより

 

 

50年ぶりのブルー

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERADSC02908a午後5時35分、北の空から見事なデルタ編隊でブルーインパルスがやってきました。ブルーが都心上空を飛ぶのは1964年の東京オリンピック以来50年ぶり、満席となった観客席からは歓声とどよめきの声が上がります。みんな、手持ちのスマホで動画を撮ったり写真を送ったり、その雄姿と感動を記録していました。

現在の国立競技場は7月にも解体工事が始まり、10月には2019年にオープンする新国立競技場へ向けて建設工事がスタートします。2020年の東京オリンピック開会式でもきっと、ブルーインパルスは感動を与えてくれることでしょう。

PS. ビルの隙間から見える編隊飛行はAOPA-Jの嶋田さん撮影です。都心ならではの貴重なショットです。

DECO