2013年2月

カモメさんの旅

友人のパイロットのカモメさんが、また思い立って旅に出た。行き先はニュージーランドのワナカ。そこで、レトロな飛行服に飛行帽、ゴーグルも付けて複葉機のタイガーモスに乗り込んだ。

真夏のニュージーランドの空からは緑輝く丘陵や頂きに真っ白な氷河を乗せた山々を見渡せ、ワイルドなアラスカに似ているものの、どこかメルヘンティックなため息の出る美しさを感じたそうだ。

永遠の飛行少女 カモメさん、次回はぜひとも2機編隊でランチ・フライトしようね!           by ポッポ

G46kt

先週末、久しぶりに飛行場へ行きました。

訓練する気満々でしたが、あいにくの強風。成田METARはガスト46ノット、グライダー屋さんも飛行機屋さんもパラシュートジャンピング屋さんも、今日はあきらめ、帰ったようです。

DECO

成績報告

先日、長男の通う車の専門学校から最後の履修報告書が届いた。私も数年前、専門学校の操縦科の学生を担当していて、このような報告書を書くに当たっては、親にどう伝えるか言葉を選びながら苦心して書いたものである。

息子の入学以来、報告が重なるにつれ「担任からのコメント」は厳しさを増し、いよいよ最終決戦の状況が伺われる。『現在の出席率から計算すると今後一切の遅刻欠席は許されません。就職の斡旋もしていますが、この期に及んで選り好みをしている状況なので約束できません。ハッキリ言ってすべてが危険です。』とあった。

学校のおかげで、息子は自分で少し車をいじれるようになり、我が家の車は良識ある大人が乗りにくいものに変化していく。夜中に車だバイトだと出掛けて行くアイツは土壇場の努力も虚しく、とうとう昨日学校を休んで一日中ゆっくりと寝ていた。

さあ、これからどうなる20歳の息子よ。。。。。。まだまだ続く    BY ポッポ

夜間飛行訓練

先週、夜間飛行訓練をしに、名古屋空港へ行った。明るいうちに到着したが、戦闘機や旅客機やらひっきりなしに飛んでいて、割って入るのも大変。

日没と同時にまず私ひとりで上がって夜間の経験付けを行うのだが、まだ薄暮の状態。それでも、この空港を自分で飛ぶのは30年ぶりだし、久しぶりの夜だから、目の前を飛んでいった戦闘機に続いて滑走路に入ると、乱気流が収まるのを待つ間、ワクワク、ドキドキ。 さあ、離陸。ランウェイライトの中から空へ飛び出すと、光の海が広がった! 「あー、やっぱりキレイ」 昼間の疲れも一気に吹き飛び、嬉々として四角い光の枠へゆっくり降りていく。

しかし3回着陸できなかった。速いヤツラに先を越され、ぐるぐるとダウンウィンドで待たされて、2回目で時間切れ。でも、その後、二人の訓練生のフライトでたっぷり夜景を堪能した。

名古屋の運航センターや燃料屋さんはとても親切だった。広い小型機エプロンはまだまだたくさん空いている。小型機だからこそ、この輝く光の海を泳げるのだ。「もっともっと名古屋へ来て欲しい」と言う言葉に、「みんな、名古屋の夜はいいよ♪」と宣伝したくなった。

ポッポ