2022年12月

本当に飛行機上に舞いあがっていた吉川晃司!?

今、NHK朝ドラでは女性のパイロットが主人公の「舞いあがれ!」が放映されている。

46年前には同じく朝ドラで主人公が女流飛行家と言われた時代の「雲のじゅうたん」を見て、パイロットに憧れたことを思うと隔世の感がある。

私は航空大学校出身ではないが、パイロット・ジャンパーや紺色のネクタイ、〇〇学生など自分が習っていた学生時代が懐かしく思い出される。

パイロットの間では「あんな怪しい天気でソロには出さないだろう」とか「舞ちゃんの飛行機に、かなり後から離陸した教官が追いつけるのか?」などと、何かと突っ込みを入れて話題になっている。

30年以上前になるが、私が八尾空港の会社に勤めていたとき、「舞いあがれ」で大河内教官を演じる吉川晃司さんがテレビの歌謡番組の生放送でやって来た。飛行機に乗って、地上滑走しながら駐機場に入り、飛行機から降りて「モニカ」を歌うというものだ。私も近くで見ていたが、いざ本番、予定通り飛行機に乗って駐機場に入り、ドアを開けて出てきた吉川晃司は、翼の上に立ったかと思うと、なんといきなり片手をエンジンの上に付き、ロンダートでぐるっと回って飛び降りたのだ!みんな度肝を抜かれたが、プロペラが回っている横で、事前にやるとも言わず、勿論 練習など無しで彼は舞い平然と歌っていたのだ。

吉川晃司

細かいことはよく覚えていないが、あんな昔のことなのにあの驚きと魅せるプロ根性に感動したことは鮮明に覚えている。

まだまだ中盤の朝ドラ、見逃せないな~♪ 大河内教官、また出てくるかな~

 

   by モニカと同じ頃、何かの番組で漫才コンビのオール阪神・巨人が来て、

      なぜか格納庫前でマイク握って「お富さん」を歌い収録したことのあるポッポ  

 

 

 

女たちのZOOMトーク

  10月に当協会70周年記念シンポジウム「航空業界の扉を開いた女たち」が、ZOOMによる非公開で開催された。

 新旧パイロット、女性第一号の管制官、元CAや会社経営者などそうそうたる顔ぶれのパネラーと、航空に何等か関わりのある参加者を合わせて30名ほどの女性ばかりの「本音を話そう会」となった。

ZOOMでトーク! 2

 リーダーシップをとるコツ、家の中が片付かない話、こんな超優秀な人がそんな苦労したの!?と驚く経験も明らかになり、やはり「ここだけの話」は面白い。 そして、正に今直面している困りごとまで惜しげもなく披露してくれた方々の話は本当に貴重でリアル、これは絶対に口外してはならない(?)と思えた。

 私はと言えば、昔の仕事のことは解禁だが、いまだ家族トラブルの渦中にあって、結婚・子育て・介護の実態について本音が言えず、何だかピントをぼかしてしまったような・・・。

 会場を設置しなくてもできるZOOMで大きく可能性が広がったと思う。そして、対面のようにはいかないだろうが、参加者がお互いもっとポンポンと会話のやり取りができるようになると、さらに楽しくなると思えた新鮮なイベントであった。

                                   by ポッポ