2013年5月

ゼロ戦 IN 所沢

航空公園  零戦が今 埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館に展示されているのをご存知だろうか?

我が家から自転車で20分のこの記念館のある50haの広さの公園には子供を連れて頻繁に遊びに行ったものだが、今もたまに一人で飛行機のスケッチをしたり、緑の中を歩きたくて行く。

アメリカからやってきた零戦のエンジン始動見学会は昨年12月、1零戦260人の定員/日で2日間があっという間に満員、3月もさらに定員を増やして4日間が満員だったらしい。 これほど混雑することが今まであったろうか・・・?

私は今頃、室内展示のみだが見に行った。初めて見る零戦。主翼の長さはセスナ172とほぼ同じだが、エンジンが大きく、尾輪式だから座席の位置が格段に高い。表面は意外に薄っぺらく感じるが、これが最高水準の性能の理由の一つなのか。 何だろう、戦火をかいくぐってきた厚み、重みがジーンと伝わってくる。 操縦席は見れず残念だが、本当に大切に扱われていた。 搬入・組立、エンジン始動はVTRが流されているので見聞きできるし、設計図や日本の航空の歴史もいろいろあって興味深い。

そして併設されているミニシアターでは、「エアレーサー」というアメリカの短編映画エアレーサーが上映されていた。 ここでは通常目にすることのない航空映像を見れるので、時々 チェックしている。 今回はリノ・エアレースをベースに、第2次大戦のアメリカ陸軍航空婦人部隊の映像も少し流れた。

東京の都心からはちょっと遠いが博物館としても公園としてもかなり充実しているので航空好きには来て欲しい場所。 YS‐11とC-46の実機が外にドーンと座って待っている。 零戦は8月31日まで。ぜひ、ホームページも見てね!

by ポッポ

 

 

 

 

横風着陸

横風着陸この春は風が強く、飛べない日も多かった。

滑走路に対して横方向から吹く風は、機種ごとに風速が制限され、離着陸は正面からの風よりもずっと難しい。接地のコツは風下に少し向くぐらいのラダー使用と、引き起こして減速するに応じて舵の量を増すことだろうか。最後まで柔らかく舵を動かせたら言うことないけれど、それがなかなかできないものだ。

この日、ほどほどに横風が強いのに、飛び始めてまだ5回目の訓練生2人と初めてのタッチ・アンド・ゴーの練習を行った。

初期の練習では教官が必死に喋りながら、時に手を出し足を出し指導する。通常の5倍は疲れるし、冷や汗もかく。まして横風で二人分。訓練が終わり帰り着いた頃には、声が渇れてよく出なくなっていた。

年に数回は声が出なくなるが、今はもっぱら受験直前の訓練生と飛ぶので、なるべく黙っている。体力の消耗は少ないが、心の中のため息は増えて、精神的ストレス増加中である。よって、訓練生も教官も合格を渇望するのだが・・・。

さあ、スッキリ合格目指して明日も頑張ろう!                BY ポッポ

MJ見ました♥

”MJ”とは・・・ 三菱重工のジェット機ではなく、あのマイケル・ジャクソンのこと。

さいたまスーパーアリーナで、シルク・ドゥ・ソレイユの公演「マイケル・ジャクソン ザ・イモータル・ツアー」を見ることができた。2時間以上もの間、ずっとマイケルの曲が流れ続ける幸せ絶頂の中、再現されたダンスとアクロバティックな演技とのコラボが新鮮で美しく、場内は興奮・熱気に満ちた。 ありがとう シルク!

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そう ”MJ AIR”(MJ航空)というのもあった。これは映画「THIS IS IT」のDVDにある「舞台裏」でその正体を見た。コンサートの最後の退場シーンで、3Dのジェット機が轟音とともにステージいっぱいに現れる。タラップが降りてきて、階段を上がったマイケルが中に消えた。そして、そのジェット機が客席に向かって離陸滑走し、頭上を飛び去るのだ! 何という迫力ある仕掛け!!

もうしばらく、マイケルと一緒に生きたかった。 が、しょうがない。明日はまたDVDを見てハッピーになろうっと。

ポッポ