2016年3月

空女がいっぱい (^^)/

Yes I can 先月 16~26歳の女性限定の航空教室が新橋の航空会館で開催された。若い女性参加者が100人弱、講師やパネラーの航空技術職(操縦士、整備士、製造技術士など)にある女性たちが12人、そして私たち外野など、いまだ男性の職場と言われる職種を希望する女性がこれだけ集まるとは。。。

 現職者たちはおしなべて、会社の理解やバックアップもあり、努力すれば仕事と家庭・育児の両立も可能、やりがいもあり、管理職にもなれると言う。本当に皆さん、生き生きと胸を張り、貫禄さえも感じさせた。 「5年は結婚しないで」と言われ、セクハラ、パワハラの嵐が吹き荒れた30年前とは様変わりしている。

 今回、10時から17時という大変盛りだくさんの内容で、遠く広島からの参加もあり、全員の熱意みなぎる催しであったと思う。 これなら、前途洋々、女性万歳と言いたいところだが、この世はまだまだバラ色とはいかない。 最近「日本死ね」という、保育園を不合格になった女性のブログが話題になっているが、本当に特養老人ホームだって「不合格」にもなるし、思春期の子供も「不合格」なれば、自分自身の健康さえも「不良」となりえるのだ。 そんな時、国も会社もまったくあてにはならない。 女でも男でも「効率の波」に乗って働き生きていくことは大変だ。 でも、若い時はその心づもりはしても、心配し過ぎることなく、突き進んでほしい。 運良く条件揃えば、きっと大波も乗り切れるだろうから。

 さて、この航空教室で「一番大切」というアドバイスは、コミュニケーション能力? 夢をあきらめない気持ち? それとも自分に限界を作らない「Yes I can」精神? やっぱり一番は「とにかく英語頑張って!」だそうだ。

                                      ポッポ