2021年

ありがとう、淳さん❀

 今日で今年も終わり。 今年を振り返って一番哀しい出来事はやはり、99歳のパイロットの淳さんが亡くなったこと。 戦火を潜り抜け、こんなに安らかな最期を迎えられるなんて、本当に感動すら覚える。

初めて挨拶をかわしたのは33年位前、私が大阪から東京へ移って飛ぶようになってからだ。 誰もが知っている航空界のレジェンドでそれこそ雲の上の人であったのに、誰にもフツーに接してくれた。富士川滑空場で一緒に飛んだり、2013.9のブログに書いたように河口湖の博物館に行ったり、飛行クラブのイベントとして淳さんの講演会を行ったこともあった。何よりお世話になった思い出は、事務所が近かったこともあり、よくランチをご馳走してもらったこと、かな。

私が知っている淳さんは、カラッとドライで、ポジティブで、丁寧で優しく穏やか、車の運転も軽やか且つ慎重で、年を重ねて更に自分のことを客観視できる人なのかと思えた。私がチビで、背が高い淳さんに届かないだけでなく、戦争を乗り越えてしまった人の境地にはどうしても届かなかったと思うし、逆に淳さんは小さなことでジタバタしている私を理解できなかっただろう。でも、プロとして飛ぶということで話をしてくれたし、話を聞いてもらった。

いつかこの日が来ると思っていたが、もうあの笑顔と笑い声に会うことはできないのはやはり寂しい。 が、淳さんの本もビデオもあるし、ネット動画でも会える。

淳さん、いつか空で再会しましょうね!淳さんと2

 

      by ポッポ

 

映画「タイタニック」のラストは目が離せない

 

【今まさに飛ばんとしているローズ】

【今まさに飛ばんとしているローズ】

 

 「タイタニック」のラストをよくご存じの方は、この絵がローズだと言えばすぐにわかるだろう。

 映画のラスト、100歳のローズが眠る枕元に若い彼女の写真が並んでいる。その中の、パイロット服を着て飛行機の前でポーズをとる輝く笑顔のローズの姿に、目が釘付けになったものだが、それをさらに昇華させたこの絵にまたも目を奪われた。

 

 これは今年7月16日の朝日新聞の「私の描くグッとムービー」に掲載された落語家・漫画家の登龍亭獅篭(とうりゅうてい しかご)さんの文と絵で、「ローズがジャックと出会い、導かれるように自ら切り開いた人生を物語るこのシーンが映画のオチで、このオチのために全部が必要だった」と書かれている。やっぱりラストだ!

 あの時代に世界を旅し、大きな魚を釣り上げ、馬にまたがり、飛行機を飛ばすということが、どれほど大きな意味を持つのか・・・ローズの人生に大きな拍手を❕

       by ローズが超高価な宝石をポイと海に投げ捨てたシーンに、

         「あんな100歳になれるもんならなってみたい」と目が点になったポッポ

夏の玄関🌻

 この夏はオリンピック、パラリンピック、そしてコロナで終わりそうだ。

 明日から9月なので、夏仕様の我が家の玄関を慌てて紹介することにした。

玄関(夏)

 

 上の方にある陶器でできた飛行機&カップルは、今から約40年前の誕生日に、

アメリカ人のボスに近所の雑貨屋さんに連れて行かれ、

「好きなものを選べ」とプレゼントしてもらったもの。

 何度引っ越しても割れずに付いて来てくれた。

 次の秋バージョン、落ち葉は山から嵐のように飛んできそうだ。。。

        by ポッポ