2022年

本当に飛行機上に舞いあがっていた吉川晃司!?

今、NHK朝ドラでは女性のパイロットが主人公の「舞いあがれ!」が放映されている。

46年前には同じく朝ドラで主人公が女流飛行家と言われた時代の「雲のじゅうたん」を見て、パイロットに憧れたことを思うと隔世の感がある。

私は航空大学校出身ではないが、パイロット・ジャンパーや紺色のネクタイ、〇〇学生など自分が習っていた学生時代が懐かしく思い出される。

パイロットの間では「あんな怪しい天気でソロには出さないだろう」とか「舞ちゃんの飛行機に、かなり後から離陸した教官が追いつけるのか?」などと、何かと突っ込みを入れて話題になっている。

30年以上前になるが、私が八尾空港の会社に勤めていたとき、「舞いあがれ」で大河内教官を演じる吉川晃司さんがテレビの歌謡番組の生放送でやって来た。飛行機に乗って、地上滑走しながら駐機場に入り、飛行機から降りて「モニカ」を歌うというものだ。私も近くで見ていたが、いざ本番、予定通り飛行機に乗って駐機場に入り、ドアを開けて出てきた吉川晃司は、翼の上に立ったかと思うと、なんといきなり片手をエンジンの上に付き、ロンダートでぐるっと回って飛び降りたのだ!みんな度肝を抜かれたが、プロペラが回っている横で、事前にやるとも言わず、勿論 練習など無しで彼は舞い平然と歌っていたのだ。

吉川晃司

細かいことはよく覚えていないが、あんな昔のことなのにあの驚きと魅せるプロ根性に感動したことは鮮明に覚えている。

まだまだ中盤の朝ドラ、見逃せないな~♪ 大河内教官、また出てくるかな~

 

   by モニカと同じ頃、何かの番組で漫才コンビのオール阪神・巨人が来て、

      なぜか格納庫前でマイク握って「お富さん」を歌い収録したことのあるポッポ  

 

 

 

女たちのZOOMトーク

  10月に当協会70周年記念シンポジウム「航空業界の扉を開いた女たち」が、ZOOMによる非公開で開催された。

 新旧パイロット、女性第一号の管制官、元CAや会社経営者などそうそうたる顔ぶれのパネラーと、航空に何等か関わりのある参加者を合わせて30名ほどの女性ばかりの「本音を話そう会」となった。

ZOOMでトーク! 2

 リーダーシップをとるコツ、家の中が片付かない話、こんな超優秀な人がそんな苦労したの!?と驚く経験も明らかになり、やはり「ここだけの話」は面白い。 そして、正に今直面している困りごとまで惜しげもなく披露してくれた方々の話は本当に貴重でリアル、これは絶対に口外してはならない(?)と思えた。

 私はと言えば、昔の仕事のことは解禁だが、いまだ家族トラブルの渦中にあって、結婚・子育て・介護の実態について本音が言えず、何だかピントをぼかしてしまったような・・・。

 会場を設置しなくてもできるZOOMで大きく可能性が広がったと思う。そして、対面のようにはいかないだろうが、参加者がお互いもっとポンポンと会話のやり取りができるようになると、さらに楽しくなると思えた新鮮なイベントであった。

                                   by ポッポ

赤子再来👶

 数十年ぶりに、我が家に赤ん坊がやってきた。初孫である。

 普通、実家で赤ん坊の面倒を見ながら親の世話になるものだが、今回、息子の妻が不調、彼女の両親はすでに他界し、想定外の義理親(私たち)のもとでの産後の療養となった。週末は息子が来て子守をし、夫も大活躍するのだが、私がほぼ昼夜を問わず二人の世話と家事に追われ、絶体絶命のピンチに見舞われた。

 泣く→おむつ→ミルク→抱っこ→寝かす + 合間に家事 + 義理娘の病院の送迎(隔日)をただひたすら繰り返す毎日。

 もうしんどい、アカンと思った1か月経った頃、お掃除のヘルパーと助産院の一時預かりの助けを借り、もう一つ、強力な助っ人が現れた! バウンサー(バネで揺れるベビーベッド)と哺乳瓶ホルダーだ。

バウンサーと哺乳瓶ホルダー

バウンサーと哺乳瓶ホルダー

 

もう、抱っこが大事などと言ってる場合でない。これで、赤ん坊が自分でミルクを飲みながらおとなしくしてくれるので、授乳やあやす時間が格段に短縮できるようになり、何とか無事、2か月をクリアすることができたのだった。

 その後、保育園の入園も決まり、何とか息子一家は自宅へ引き上げていった。赤ん坊は文句なく可愛いが、帰る頃には6kg近くなった孫は、劣化した私の体には重すぎた。。。

 

          by 人生は無理、難題、まさかであふれていると心底思ったポッポ

「メルケル、カムバック!」

 不穏な春が真っ盛り。「ウクライナ」「ロシア」「戦争」を聞かない日はない。

 二つの本がある。どちらも第二次世界大戦時の旧ソ連の女性兵士たちの話だ。

 20代の頃に読んだ「出撃! 魔女飛行隊」では、当時2000人以上もの女性パイロットたちで組織された部隊があったことを知って、その数に驚いたやら羨ましいやらの気持ちが湧き、いざ戦争になれば自分もセスナ172で夜間爆撃をするのだ(?)などと単純に思ったものだ。

 この歳になって「戦争は女の顔をしていない」を読むとき、ウクライナのことを考えるとき、どの国の庶民、そして兵士にとっても、戦争は何も良いことがないとしか思えない。今日、人を殺し町を破壊して、明日から幸せな気持ちになれるのか? 両国とも戦争の大義を固持し、周囲からは武器を補充され、どうにも終われない。止めれるのは国民の強い「NO」しかないのではないか?

 家族の中でも職場の中でも学校のクラスの中でも、様々な人がいる。上手くやるには相手を知り、譲歩と説得の対話が必要だ。それをしようとせず、「叩きのめせ」と言うトップに言われるままに命を懸けて戦うなんてまっぴらだ。

 そこで思い浮かぶのが、元ドイツ首相のアンゲラ・メルケルさんだ。これまでも然り、もし今も表舞台にいたのなら、きっと間に入って粘り強く落としどころを探り交渉を試みたのではなかろうか。本当に、本当に残念。。。

           by  ニュースを見ながら「これフェイクじゃないよね」とフト思うポッポ

指導者たち

知らなかった履物注意(*_*;

 あけましておめでとうございます。迎春飛行

 コロナの騒ぎが始まって、早2年。新年早々、オミクロン株の感染急拡大で、当協会の理事会もまたオンラインとなった。

 昨年、3年ぶりに国内線に乗る機会があったが、保安検査場が混んでいる??? コロナが収まってきて人も増えてはいたが、列が進んでようやく理由がわかった。オリンピックに備えてルール変更があり、上着と靴を脱がなければならなかったのだ。 私の前にいたカップルなどは、ガッツリ紐で縛ったトレッキングシューズを履いていて、脱ぐのも履くのも手間取っていた。

 まだ飛行場で羽を休めたままの飛行機が並んでいた。 今年こそは飛べない飛行機も飛べないパイロットも活躍できることを願いたい。

           by ポッポ