2014年5月18日

Let It Go(ありのままで~♫)

LET_IT_GO-8551 4月 珍しく高校生の三男から「映画見に行かない?」と誘われた。ディズニー映画「アナと雪の女王」だ。 今や映画の中で歌われる「Let It Go」は、大ブームとなっているらしい。誰もが「今まで抑えていた自分を解放し、自分らしく生きようと変わる姿」をズバリ表現する歌詞に感動するのだろう。

 では、「ありのままで~」と生きるにはどうすればいいのか? ヒントは英語バージョンの「これでいいの~ 善悪やルールに苦しまずに~♪」にあるように思う。 幸い私の身近なところにそれができる人間がいる。

 幼少の頃からフツーができず、トラブルを連発し、中・高校生ともなると、学校からは何度も呼び出しをくらい、たまに警察からもおとがめを受け、自分のしたいことだけに熱心に行なう長男は、正に「ありのまま」「これでいいの」と生きている。そして彼は、真っ直ぐで何にもとらわれず、ストレスを溜めない。

 人は大なり小なり人に迷惑を掛けながら生きるもの。たとえ、自分で食事ができなくても、トイレに行けなくても、世話になりながら生き続けなければならないことだってある。 ルールや常識、道徳などは人が集団生活するために生まれたもの。学校は社会で適応できる人間を育てるところ。人個人の幸せのためにあるのではない。だから、それらに忠実であるほど、個人の自由・欲求は抑えられ、しんどくなる。 つまり 「あの人、自己中心的で非常識で嫌な人よねー」と言われる覚悟ができれば、グッと楽に生きれる、ということだろう。

 またあの「ズン、ズン、ズン、ズン・・・」という重低音が近づいてくる。給料を惜しげもなく注ぎ込みカスタマイズされる長男のクライスラーは、本日も絶好調である。

                                 BY ポッポ