2018年3月5日

やっぱりいいぞ、銀世界♬

奥志賀スキー場

      奥志賀スキー場

 今年も白銀を見たくて、そしてオリンピックに鼓舞されながら志賀高原へ出かけて行った。私にとってスキーは、ブラジル人にとってのサンバ・カーニバルみたいなものなのだろう。

 数年ぶりだった昨年は、あまりの足腰の劣化に我ながら驚いたのだが、この1年、多少の努力の甲斐あって、今回はいくつかの上級コースも「あー、しんどー」と言いながらも何とか降りることができた。それでもやっぱり、「スキーやブーツが重すぎる。もっと楽に滑れるスキー用具がなぜ開発されないのか!」とつい愚痴りたくなる。

  焼額山スキー場

      焼額山スキー場

 しかし昔と比べ、私だけでなく、スキー場も大きく変化しつつある。 平日ではあったが、修学旅行生を除いて、半分は外国人であったり、スノーボーダーであったり、そして高齢者が非常に多い。 

 リフトに居合わせたやや高齢と思われる方々に「私はスキーがキツイのですが、何か鍛えてらっしゃいますか?」と尋ねてみた。毎日、反復横跳びを500回している73才をはじめ、ウォーキング、水泳、足に重りを付けて生活する…などと言う

東舘山頂にあったスープバーのオニオンスープでパワー回復!

東舘山頂にあったスープバーのオニオンスープでパワー回復!

70才越えが続々。そして、「毎日、階段を1段か2段抜かして、ゆっくり上がってみなさい。1年で見違えるように変わるから」と言う75才は、50代の私に「気を付けて」言い残すと、風のように滑り去ったのだった。

            by おじ様方をボー然と見送ったポッポ